遊資
ゆうし
名詞
標準
idle funds
文例 · 用例
内閣が変って、金解禁とともに現金通貨に需要が減退して、金融市場は、遊資のために市場金利においてコール貸日歩の急落、国債、市債の抬頭等の変化を見せたが、国内における購買力の減少は、街から街に黄濁の切断面をつくった。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
支那の民族遊資を引出すことが、経済工作の一問題であるとするならば、支那の精神的遊資を引出すことが、文化工作の一問題としてよかろう。
— 豊島与志雄 『北京・青島・村落』 青空文庫
そしてこの場合、遊資引出しは共同経営を意図するものであるし、文化工作は文化的共働を意図するものでなければなるまい。
— 豊島与志雄 『北京・青島・村落』 青空文庫
「アンドロメダ、 あぜみの花がもう咲くぞ、 おまへのラムプのアルコホル、 しゆうしゆと噴かせ。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
反歌しゆうしゆうと花火ふき出る竹の筒|幼らすでに勢ひそめにし青銭青銭は穴あき銭よ、字のおもて寛永通宝、裏に波文久永宝、よく数へよく刺し貫くと、手もすまにそろへて締むと、幼な児や息づかし我、青太藺綯ひし小縄の、撚りつよきその緒くくりて、夜々をなげきし。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
わたしも覚えず襟を正しゆうして向き直った。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
・あてなくあるくてふてふあとになりさきになり・芽ぶくものそのなかによこたける・山のひなたの、つつましく芽ぶいてゐる・水音の暮れてゆく山ざくらちる・さくら二三本でそこで踊つてゐる 白い蝶が黄ろい蝶が春風しゆうしゆう さくらちる暮れてもかへらない連中に 花見べんたうほろつと歯がぬけた 四月八日 雨。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
大言壮語する風体に似ず、女性的な面も多分にあつて、自分でその洋服の手入れもすれば、肌着なぞの洗濯もしよつちゆうしていつも小綺麗なものを身体につけてゐた。
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
作例 · 標準
企業は、余った遊資を新しいプロジェクトに投じることを検討している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の資産の大部分は、銀行に遊資として眠っている。
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遊資をいかに有効活用するかが、今後の経済成長の鍵となるだろう。
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