雄姿
ゆうし
名詞
標準
majestic figure
文例 · 用例
あの颯爽たる雄姿、動作の俊敏、天才的の予言!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
木の根岩角に手をかけ、足を踏みしめて、ようよう飛沫雨のごとき中に下り立ちて、巨巌の上へ登り、海内無双の大瀑布、華厳の雄姿を眺めた時には思わず快哉三呼。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
鑿の手またく捨てられて、御苑の夏のあけぼのや、緑したたる木のかげに、巨人の如く立たんとき、雄姿いかに、背に伏してしばし想像にふけらまし。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
さらには、テレビの戦争回顧番組で見た、帝国陸軍落下傘部隊の雄姿を伝える日映の日本ニュースでも、歯切れの悪いヴァージョンではあるが、おなじ音楽を聴き、呆然とすることになる。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
然らば、たとい鳶がいずこの果てへ追いやられても、あるいはその種族が絶滅に瀕しても、その雄姿は燦として永久に輝いているのである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
すすきに次いで雄姿堂々たる草花は、鶏頭と向日葵である。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
そこで見た男體の雄姿はもとより言ふを待たない、波濤の如く起伏した連山に雲の湧き立つたさまは、日本アルプスの深い山の中でも澤山はないやうな大きな眺望であつた。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
いつもこゝを通る時、電車の窓から見えるのは、中佐殿の脚下に見得をきつてゐる何とか曹長の顏だけだが、今夜はつく/″\中佐殿の雄姿も仰ぎ見ることを得た。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
作例 · 標準
富士山の雄姿が、朝日に照らされて美しく輝いていた。
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競技場に入場する選手たちの雄姿に、観客は大きな拍手を送った。
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彼はかつて、軍を率いる雄姿で多くの人々を魅了した。
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