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憂思

ゆうし
名詞動詞-サ変
1
標準
grieving
文例 · 用例
御前様の数々御苦労|被遊候間に、私とても始終人知らぬ憂思を重ね候て、此世には苦みに生れ参り候やうに、唯儚き儚き月日を送りまゐらせ候。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
(歌ふ)其時音樂の銀の調は  たちまち欝結れし憂思を解く。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
象山は歌を井上文雄に學んだが、萬葉調を取入れて歌を作つたから、この歌もやはりその特徴を有つて居り、眞率憂思のひびきを傳ふるものである。
齋藤茂吉 愛國歌小觀 青空文庫
そこで一八三二年四月業を了へ、ケエラに歸つてきたのは二十二のときであるが、いまはもう昔のやうな信仰を失ひ、人生を前にしていかにも不安に堪へないやうな、傷心憂思の青年になつてゐた。
堀辰雄 モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ 青空文庫
夙夜、憂思シテ恐ル、将ニ天下危ウカラントスルヲ。
臣道の巻 三国志 青空文庫
「アンドロメダ、 あぜみの花がもう咲くぞ、 おまへのラムプのアルコホル、 しゆうしゆと噴かせ。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
反歌しゆうしゆうと花火ふき出る竹の筒|幼らすでに勢ひそめにし青銭青銭は穴あき銭よ、字のおもて寛永通宝、裏に波文久永宝、よく数へよく刺し貫くと、手もすまにそろへて締むと、幼な児や息づかし我、青太藺綯ひし小縄の、撚りつよきその緒くくりて、夜々をなげきし。
北原白秋 夢殿 青空文庫
わたしも覚えず襟を正しゆうして向き直った。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
作例 · 標準
彼の顔には、尽きることのない憂思が刻まれていた。
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大切な人を失って以来、彼女は憂思の日々を送っている。
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国の未来に対する憂思が、彼の創作活動の源となった。
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