酎
ちゅう
名詞
標準
shōchū
文例 · 用例
一例を挙げると、庭へ一面に柿の葉を並べておいて、その上に焼酎に浸した米粒をのせておく。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
これが泊に着くと、大形の浴衣に変って、帯広解で焼酎をちびりちびり遣りながら、旅籠屋の女のふとった膝へ脛を上げようという輩じゃ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
」 狐が馬にも乗らないで、那須野ヶ|原を二|本松へ飛抜けた怪しいのが、車内で焼酎火を燃すのである。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
渡瀬は計算用の原稿紙を一まとめにして懐ろにしまいこみながら、馬鈴薯から安価な焼酎と、そのころ恐ろしく高価なウ※スキーとが造りだされる化学上の手続を素人わかりがするように話して聞かせた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
(一八)焼酎の御馳走 一行は多少ヤケ気味に、それよりはブラリブラリと牛の歩み宜しく、またもや一里あまり進んで、南方村という寒村に来掛かれば、路傍の開放されたる一軒家では、褌一本の村の爺さん達四、五人|集って、頻りに白馬か何か飲んでいる。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
時刻は正午間近なので、朝飯の不足に腹が減って堪らず、ここは掛茶家ではないが、一同は御免|候えと腰を下し、何か食う物は無いかと聴くと、何も食う物は無いが、焼酎に漬物位なら有るという。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
「焼酎でも結構結構」と、焼酎五、六合に胡瓜の漬物を出して貰い、まだ一缶残っておった牛肉の缶詰を切って、上戸は焼酎をグビリグビリ、下戸は仕方がないので、牛肉ムシャムシャ、胡瓜パクパク。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
減腹に焼酎を呷った連中はフラフラして来る。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
週末は、友人と焼酎を酌み交わして語り合った。
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父は夕食時、決まってお気に入りの焼酎を飲む。
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この地方の特産品は、フルーティーな香りの焼酎だ。
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