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寒色

かんしょく
名詞
1
標準
cold color
文例 · 用例
ある時には寒色の雲が跡形もなく隱れてしまつて、太陽がきら/\と半日を照り續ける事がある。
有島武郎 青空文庫
魔にみいられたる人よ、生命を遥なるあたりに置き、故郷へ急ぐ船にあるよなど思ひ、両の袖を胸の上に合せて、そこはかとなく歩み候に、寒色の波に面はとどまる期知らぬ涙を私に流さしめ申し候。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
栗梅の紋お召の衿もとに白茶の半襟を浅くのぞかせ、ぬいのある千草の綴錦の帯をすこし高めなお太鼓にしめ、羽織は寒色縮緬の一の紋で、振りから大きな雪輪の赤い裏がみえた。
久生十蘭 ユモレスク 青空文庫
栗梅の紋お召の衿もとに白茶の半襟を浅くのぞかせ、ぬいのある千草の綴錦の帯を高めなお太鼓にしめ、羽織は寒色縮緬の一つ紋で、振りから、大きな雪輪の赤い裏がみえた。
久生十蘭 野萩 青空文庫
瀬川雅夫の言葉は自由でも、それを活用する自然なきっかけが明るい寒色の広間のどこにもなかった。
宮本百合子 道標 青空文庫
風が東南風とみえて、寒色の海の青さもさまでには覚えない。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫
作例 · 標準
この部屋には寒色の家具が多いので、少し肌寒く感じる。
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彼女は寒色のアイシャドウを選ぶことが多く、クールな印象だ。
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夏の暑い日には、寒色の服を着ると視覚的に涼しく見える。
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彼の絵画は、青や緑といった寒色を基調としている。
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ウィキペディア

寒色(かんしょく)は、色の種類で、視覚から寒い印象を与える色。多くの文化圏では、青、もしくは青に近い色から受けるとされる。青系の色は比較的後退して見えるが、寒色と後退色は別の概念であり、必ずしも一致しない。

出典: 寒色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0