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感触

かんしょく
名詞頻度ランク #8088 · 青空 589
1
標準
feel (of something)
文例 · 用例
理性や知性の純粋性など、とうに見失っているらしく、ただくらげのように自分の皮膚感触だけを信じて生きている人間たちにとっては、なかなか有り難い認識論である。
太宰治 多頭蛇哲学 青空文庫
けれども、多少、てれる、この感触は、いつわることができない。
太宰治 多頭蛇哲学 青空文庫
裏町によく見る風物で、何の奇もない市中風景の一角だが、そこを捉えて春夜の生ぬるく霞んだ空気を、市中の空一体に感触させる技巧は、さすがに妙手と言うべきである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
今の錦紗のやや軽薄めいた技巧的感触や西陣お召の厳粛性のやうな感じとは全然ちがふもつと、ち、り、め、ん、といふなまめかしさ、いとしさ、やるせなさ、優しさの含んだ純粋絹をねりにねつてしなとこくとをつけた布地でした。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
純粋なちりめんを素肌に着た気持ち――一応は薄情なやうな感触であり乍らしつとりと肌に落ちついたとなると、何となつかしく濃情に抱きいたはられる感じでせう。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
私の詩の読者にのぞむ所は、詩の表面に表はれた概念や「ことがら」ではなくして、内部の核心である感情そのものに感触してもらひたいことである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
小初はしなやかな胴を水によじり巻きよじり巻き、飽くまで軟柔の感触を楽んだ。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
くらやみの中で自分の功利心がぴっかり眼を見開いているのに小初の一方の心では昼間水中で味った薫の若い肉体との感触を憶い出している……。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
作例 · 標準
この生地は肌触りがとても滑らかで、上質な感触だ。
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彼女は指先で陶器の表面をなぞり、その感触を楽しんだ。
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グローブをはめてボールを握ると、不思議と手に吸い付くような感触があった。
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絨毯の柔らかい感触が、素足に心地よかった。
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2
標準
feeling
作例 · 標準
彼の話を聞いて、新しいプロジェクトの成功に良い感触を得た。
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プレゼンテーションの後、聴衆の反応から好意的な感触を掴んだ。
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初めての海外旅行だったが、事前に抱いていた不安な感触はすぐに消えた。
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経験から、この投資案件には何か危険な感触がある。
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