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河水

かすい
名詞
1
標準
river water
文例 · 用例
それまで我慢するものです」 けれども姫は自分の云い出したすがすがしい計画から誘惑され、身体がむずがゆくなって一刻の猶予もなく河水に浸らねば居られぬ気持ちにせき立てられるのでした。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
スコットランドへ旅行して鳶色をした泥炭地の河水の泡に興味を感じて色々実験をしたのもこの時代のことであった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
河水に向って明滅する大電気時計が赤色に染められて、水上警察の快速巡航船が、女の小指のような尾を引いて光の纒綴の下を通り過ぎるとき、美人茶屋のグランド・コンサートが聞えてきた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
黒竜江にはところどころ結氷を破って、底から上ってくる河水を溜め、荷馬車を引く、咽頭が乾いた馬に水をのませるのを商売とする支那人が現れた。
黒島伝治 国境 青空文庫
また河水が流れ込んでも海が溢れない訳を説明する華厳経の文句がある。
寺田寅彦 断片(2) 青空文庫
このあたりは河水東西に流れて両岸の地もまた幽寂空疎なれば、三秋月を賞するのところとして最も可なり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
南北の流れにては月の出づるところ東岸に迫られて妙ならねど、東西の流れにては月は直に河水の水面よりさし昇るところなれば、見渡す眺めも広※として、浪に砕くる清き光の白銀を流すが如くいと長く曳きてきら/\と輝くなど、いふにいはれぬ趣きあり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
これより東は今戸、西は寺島の間を流れて河水漸く南に去り、西深く東浅かりし勢変じて東深く西浅きに至る。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
作例 · 標準
この地域では、今でも河水を農業用水として利用している。
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大雨の影響で、濁った河水がごうごうと音を立てて流れている。
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夏の夕暮れ、きらきらと光る河水の流れを眺めて涼んだ。
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上流に建設されたダムのおかげで、下流の河水は安定した水位を保っている。
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