淡水
たんすい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #25776 · 青空 119 例
標準
fresh water (i.e. not salt water)
文例 · 用例
淡水に住むものと、鹹水に住むものとは、おのづからその形状も異つてゐるやうだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ドゥニパー河の淡水をしたたか交えたケルソンでも海は海だ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
其時第一に堪難く感じて來たのは渇の苦、茲だ禍變じて幸となると言つたのは、普通ならば、漂流人が、第一に困窮するのは淡水を得られぬ事で、其爲に十|中八九は斃れてしまうのだが、吾等は其難丈けは免かれた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
淡水魚の、養殖とか漁獲とか製品保存とかいう、専門中でも狭い専門に係る研究なので、来ている研究生たちは、大概就職の極っている水産物関係の官衙や会社やまたは協会とかの委託生で、いわば人生も生活も技術家としてコースが定められた人たちなので、朴々としていずれも胆汁質の青年に見えた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
同じ淡水産のものだからそう違うまい。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
淡水でからだを洗い、蒲の毛を敷きつめて、その中にふかふかと埋って寝た。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
水は、海水の流入によつて鹹水であるが、岩木川からそそぎ這入る河水も少くないので、その河口のあたりは淡水で、魚類も淡水魚と鹹水魚と両方宿り住んでゐるといふ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
竜胆青淀の岩壁をかく穿つもの、滲みいづる滴りの淡水とは誰か思はむ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
作例 · 標準
この地域は淡水が豊富で、農業が盛んだ。
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飲料水として利用できる淡水の確保は、人類にとって永遠の課題だ。
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海洋生物と淡水生物では、生息環境が全く異なる。
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ウィキペディア
淡水(たんすい)あるいは真水(まみず)とは、第1義として、塩分濃度の低い水の包括的呼称(地球を含む宇宙の天体上に存在する)。第2義としては、陸棲の生物が生体維持のために利用可能な程度に塩分濃度が低い水のことである。
出典: 淡水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0