水流
すいりゅう
名詞頻度ランク #38799 · 青空 214 例
標準
water current
文例 · 用例
合い憎のことには、私の場合、犬馬の労もなにも、興ざめの言葉で恐縮であるが、人糞の労、汗水流して、やっと書き上げた二百なにがしの頁であった。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
古い一例を挙げれば清和天皇の御代|貞観十六年八月二十四日に京師を襲った大風雨では「樹木有名皆吹倒、内外官舎、人民|居廬、罕有全者、京邑衆水、暴長七八尺、水流迅激、直衝城下、大小橋梁、無有孑遺、云々」とあって水害もひどかったが風も相当強かったらしい。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
単にその技巧の上から見ても津田君の例えばある樹幹の描き方や水流の写法にはどことなくゴーホを想起させるような狂熱的な点がある。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
橋流れて水流れず、橋流れて水流れず、ハテナ、橋流れて水流れず、と口の中で扱い、胸の中で咬んでいると、忽ち昼間渡った仮そめの橋が洶※と流れる渓川の上に架渡されていた景色が眼に浮んだ。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
シーンと考え込んでいると、忽ち誰だか知らないが、途方もない大きな声で 橋流れて水流れずと自分の耳の側で怒鳴りつけた奴があって、ガーンとなった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
水流の場合には一般に流線の広がる時に擾乱が起こるが流線が集約する時にはそれが整斉される、あれと似たことがありはしないかとも考えられる。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
それに気附かず、作者は、汗水流し、妻子を犠牲にしてまで、そのような読者たちに奉仕しているのではあるまいか、と思えば、泣くにも泣けないほどの残念無念の情が胸にこみ上げて来るのだ。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
水流林より出でて林に入る、落葉を浮かべて流る。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
作例 · 標準
激しい水流に逆らって泳ぐのは困難だった。
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