改新
かいしん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
reformation
文例 · 用例
実際、少々拙ない改新でも完全なる習俗に優ることがしばしばあるという事実を人は往々にして忘れがちなものである。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
即ち彼等もまた、一方の改新的な歌人と同じく、国粋の詩形に新しい内容を盛ろうとしたので、言わば新体詩の本質は、当時の所謂「新派和歌」に対照して、「新派今様」と言わるべきものであったのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
必ず時と共に進歩、改新せられねばならぬ。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
この聖徳太子の御精神と御事業を継承して、大化の改新を断行されたのが、中大兄皇子である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
そして、皇子は皇太子として、中臣鎌足と共に、政治の改新に当り給うた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
されば、大化の改新の一大眼目は、これらの氏の長の私有してゐた土地人民を悉く皇室に返上させ、凡てを公地公民とし、天皇たゞ御一人が、君主として、支配されるやうにすることだつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
明治維新の革新と並んで、日本の二大革新である大化の改新は、中大兄皇子に依つて成し遂げられたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
当時としては、思ひ切つた改新であるから、大氏族や守旧派の反対は、さぞかし猛烈であつたらうと想像されるが、それを押し切つての御断行は、一に、天皇の御英明に依るものだと思はれるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫