盛運
せいうん
名詞
標準
prosperity
文例 · 用例
これは盛運の上げ潮に乗った緊張の過ぎた結果であったと思われる。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
故に彼等の中に自から新戯曲の発生熟爛するありて、巣林子の時代に於て其盛運を極めたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
元禄の盛運は芭蕉を中心として成りしもの、蕪村の天明におけるは芭蕉の元禄におけるがごとくならざりしといえども、天明の隆盛を来たせしものその力最も多きにおる。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
平氏の盛運は、藤原氏の衰運なりき。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
元禄の盛運は芭蕉を中心として成りし者、蕪村の天明におけるは芭蕉の元禄におけるが如くならざりしといへども、天明の隆盛を来せし者その力最も多きにをる。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
加ふるに印刷業の発達は一般の学問に著き進歩を与へたるが如く、俳諧もまたこれによりて都鄙遠境に波及し、忽ち未曾有の盛運に達するを得たり。
— 正岡子規 『古池の句の弁』 青空文庫
日本に上陸してみれば、教会全滅は全然誤報で、ゼスス会の教師達は秀吉の怒りを避けて法服を脱ぎ表向きは布教に従事しないふりをしてゐたが、教会の組織は微動もせず、信者にも変動なく、隠然たる盛運を持続してゐる。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
秀吉は関白となり、日に増し盛運に乗じてゐた。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
「商売繁盛、ご盛運をお祈りします!」と、威勢のいい声が市場に響いた。
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創業以来の盛運が続き、会社は瞬く間に業界トップクラスへと成長した。
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新年の挨拶回りで、取引先のさらなる盛運を願って乾杯した。
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