繁栄
はんえい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #7428 · 青空 638 例
標準
prosperity
文例 · 用例
翁は眷属の繁栄のため、そのおもい子を遥なるまだ見ぬ山の麓へおもい捨てた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
山の祖神としては、この分身によって自分にも豊かさという性格を附け加え得られ、眷属の繁栄を眼に見ることである。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ふた親は、なお、祖父の神の偉大さを語るにこういう言葉を使った、「なにしろ、西国の山々はもちろんのこと、東国でも、福慈とか、この筑波とかいう名山には必ず、こどもをお遺しになり、山を拓かすと共に、眷属の繁栄をお図りになった方なのだから」と。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そこで宿屋や、飲食店の商売繁栄策としても内地米が目標となる。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
現代都市の繁栄は空気の汚濁の程度で測られる。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
残存し繁栄した種族は自衛の能力あるものか、しからざれば人間の保護によるものであると付け加えている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
この性欲の根本使命は、種の保存、子孫繁栄にあるようですから、これを今さら取り立てて説明研究する必要はありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
結婚するに際して持参金目当てとか、家門のため、子孫繁栄のため、生活能率増進のため、放蕩防止のために結婚しようとするのは浅はかな考えであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫