礼儀正しい
れいぎただしい
形容詞
標準
courteous
文例 · 用例
商売人のようないや味もなく、まじめな、礼儀正しい人でした。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
それからもう明日にも東京へ帰ることにして、すこしうちの事務の相談でもしましょうよ」 結婚式は挙げても、二人の心境がほんとうに茲まで進まなければ、事実上の良人と妻になってはならない――こう良人は潔い遠慮をし、私も自然にそれに従っていたのが、式後一ヶ月以上の礼儀正しい二人の生活内容であったのです。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
先祖伝来の所謂恒産があるものだから、おのづから恒心も生じて、なかなか礼儀正しいものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
とにかく私にとって、そのような優雅な礼儀正しい酒客の来訪は、はじめてであった。
— 太宰治 『酒の追憶』 青空文庫
「どうだ、茶屋というものは礼儀正しいものではないか」 主人が用向きを訊いてみると格別のことも無い様子、話の具合では、どうやら茶屋の遊びという事を清僧らしく簡単に思い做して、何も知らずに試みに来た様子。
— 岡本かの子 『茶屋知らず物語』 青空文庫
興娘が四つか五つで慶娘は生れたばかりの赤ん坊であったことを、おぼろげに覚えている興哥は、時折慶娘に逢ってみたいと思うことがあっても、礼儀正しいそうした家では、遠くから透し見ることすらできないでいた。
— 田中貢太郎 『金鳳釵記』 青空文庫
」と、男は礼儀正しい所作で立ち上がると、我々にお辞儀をし、部屋の奥隅にある扉から出て行き、後ろ手に閉めてしまった。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
「お前の礼儀正しいのは、わたしもふだんから知っている。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
いつも元気な挨拶をしてくれる近所の小学生は、とても礼儀正しいと評判だ。
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クレーム対応の窓口に電話をかけたが、担当者の礼儀正しい言葉遣いに怒りも静まった。
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彼は誰に対しても礼儀正しい態度で接するので、職場での信頼が厚い。
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