敬意
けいい
名詞頻度ランク #6735 · 青空 1192 例
標準
respect
文例 · 用例
何故に彼が、あの文壇の大家芥川龍之介君が、私の如き非才無名の一詩人に對して、特別の好意と友情とを――時としては過分の敬意さへも――寄せられたかといふことは、今にして始めて了解出來たのである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
プランクはこの人に対していつもわざとらしからぬ敬意を表しているように見受けられた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
異性にしていい寄る恰好をするものもあるが、それは単に年頃にかかる娘への愛想か、岳神の総領娘に対しての敬意を変貌させたようなもので、恰好だけに過ぎなかった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それでこの機会を利用して専売局に敬意を表すると同時に、当事者がますます煙草に関する科学的芸術的ないし経済的研究を進められて、今よりも一層優良な煙草を一層|廉価で供給されんことを希望する次第である。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
或はそれほどでないにしても、蒲原氏を以て過去に少しばかりの拙い詩を書き、少しばかりの詩壇的名聲を得た末流詩人と思ひ、自分等の誇張的に考へてる實力と名聲に比較することから、逆に却つて先方から敬意されることを當然と思つてゐるのか知らない。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明氏の近況を聞いて』 青空文庫
それで僕は、ずつと前からこの雜誌を「常識のメンタルテスト」として、一種の特別な敬意を表してゐた。
— 萩原朔太郎 『常識家の非常識』 青空文庫
丁度僕のこの敬意は、我々詩人が時に小説家に對して抱く所の、或る種の畏敬と同じ性質の者であつた。
— 萩原朔太郎 『常識家の非常識』 青空文庫
私は君の學殖に敬意を拂ふ。
— 『青空』記事 『青空同人印象記(大正十五年六月號)』 青空文庫
作例 · 標準
対戦相手の健闘を称え、試合終了後に握手を交わして深い敬意を表した。
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「異文化を理解するためには、まず相手の伝統に対して敬意を持つことが不可欠だ」
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彼の謙虚な仕事ぶりには、社内の誰もが自然と敬意を払うようになっている。
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