上品
じょうぼん
名詞頻度ランク #10152 · 青空 2132 例
標準
Buddhism's highest paradise
文例 · 用例
誰だって、いつまでも上品な坊ちゃんではおられない。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
「此の近所に一軒だつて上品な家はない。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
これらの歌曲は、そのもつと前、欧洲大戦前後の好況時代に流行した、外国オペラの明朗な翻訳曲に比すれば、遥かに憂鬱で哀傷的のものであつたが、音楽として尚甚だ上品のものであり、その精神には健全で浪漫的な青春のリリシズムが情操して居た。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
気象輪講会は何となく上品にのんびりしていたし、地球物理輪講会は生真面目でしかも家族的な気分であったが、地理の輪講会には何となく物々しい人間臭い気分があった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ワールブルヒは腎臓でもわるいかと思われるように顔色が悪く肥大していて一向に元気がなかったが、ゴールトシュタインは高年にかかわらず顔色も若々しく明るい上品な感じのする人であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
老先生と若先生と二人で患家を引受けていたが、老先生の方はでっぷりした上品な白髪のお茶人で、父の茶の湯の友達であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
微笑は、する者にも見る者にも、上品でよいものだ。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
誰にも迷惑をかけないやうに努めて上品な暮しをしてゐるのに、それでも人は、何のかのと言ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、生前の行いによって上品・中品・下品の九つの往生先が決まるという。
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上品に生まれることができるのは、深い信仰心と徳を持った者だけだ。
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阿弥陀如来が迎えてくれる上品の世界は、苦しみのない安らぎの地である。
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