居城
きょじょう
名詞
標準
castle of a feudal lord
文例 · 用例
母は、カンボジヤ女、シソワットの居城、王宮付舞妓であった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
それで、もし、この謙信居城の地の地すべりに関する史料を捜索して何か獲物でも見つかれば少しは話が物になるが、今のところではただの空想に過ぎない。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
彼は四五日前から横堀駅に泊りがけで、この界隈に在る、小町の父親小野|良実の居城の跡の桐木田やら小町の母親の実家町田氏の居館の跡の泉沢やら、およそ小町に因みのある雄勝郡内の古蹟を踏査してみた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
七月に小田原を潰して、八月には秀吉はもう政宗の居城だった会津に居た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
それは鶴千代丸は人質の事ゆえ町野左近という者が附人として信長居城の岐阜へ置かれた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
前の居城松ヶ島の松の字を目出度しとして用いたのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
小牧山合戦の際には秀吉も入城したことがあったというのだが、天下が家康に帰してからは、尾州侯の家老|成瀬隼人が封ぜられ、以来明治維新まで連綿として同家九代の居城として光った。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
そして、柴田勝家の居城の址は、市の東南の方角に在って、明治四十年までは石垣なども残っていたが、四十年になって市中を流れている足羽川を改修したので、大半は川の底になってしまった。
— 田中貢太郎 『首のない騎馬武者』 青空文庫
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居城(きょじょう)とは、領主が普段から住む城。または、領主が拠点とする城をいう。しばしば本城と呼ばれる場合もある。城に領主などが住む、または本拠としていることを意味する形容動詞の言葉として使われることがある。
出典: 居城 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0