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本拠

ほんきょ
名詞頻度ランク #26415 · 青空 231
1
標準
stronghold
文例 · 用例
町中の雰囲気や、駅頭の雰囲気と、子供たちの生活の本拠の家の中の雰囲気とが、何か違つたものを感じたのであらう。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
その大学は、日本軍と、南軍の衝突の際、盛んに活躍した便衣隊の本拠となったところである。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
敵の陣地へ、しかも、はしっこい、便衣隊の本拠へ乗りこんで行く。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
この辺は、いまから七、八百年も前からひらけて、津軽の豪族、安東氏の本拠であつたといふ説もあり、また江戸時代には、その北方の小泊港と共に、津軽の木材、米穀を積出し、殷盛を極めたとかいふ話であるが、いまはその一片の面影も無いやうである。
太宰治 津軽 青空文庫
孤軍長駆して深く敵地に入り、腹背左右、皆我が友たらざる也、北平は遼遠にして、而も本拠の四囲|亦皆敵たる也。
幸田露伴 運命 青空文庫
佐沼は豊間よりは西北、古河よりは東に当るが、豊間と古河との距離は直接にすれば然のみ距って居らぬとは云え、然程に近い訳でも無いのに、是の如く手際|能く木村父子が樹に離れた猿か水を失った鮒のように本拠を奪われたところを見ると、一揆の方には十分の準備が有り統一が保てて居て、思う壺へ陥れたものと見える。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
其一党は日に勢を増して、漸く旧威を揮い、大和に潜んで居た畠山尚慶を迎えて之を守立て、河内の高屋に城を構えて本拠とし、遂に尚慶をして相当に其大を成さしむるに至った。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
敵の本拠は仕方がないとしても、然らざる所に放火して財宝を掠め歩いたのは、全く武士以下の歩卒の所業であった。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫
作例 · 標準
敵軍は、この城を本拠として、頑強な抵抗を続けた。
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