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天守閣

てんしゅかく
名詞頻度ランク #37780 · 青空 107
1
標準
castle tower
文例 · 用例
比較的新しい方の例で自分の体験の記憶に残っているのは明治三十二年八月二十八日高知市を襲ったもので、学校、病院、劇場が多数倒壊し、市の東端|吸江に架した長橋|青柳橋が風の力で横倒しになり、旧城天守閣の頂上の片方の鯱が吹き飛んでしまった。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
さらにまた、最後のたのみの大綱は、ここから三里北方に弘前城が、いまもなほ天守閣をそつくり残して、年々歳々、陽春には桜花に包まれその健在を誇つてゐる事である。
太宰治 津軽 青空文庫
桜花に包まれた天守閣は、何も弘前城に限つた事ではない。
太宰治 津軽 青空文庫
その桜花に包まれた天守閣が傍に控へてゐるからとて、大鰐温泉が津軽の匂ひを保守できるとは、きまつてゐないではないか。
太宰治 津軽 青空文庫
隠沼のほとりに万朶の花が咲いて、さうして白壁の天守閣が無言で立つてゐるとしたら、その城は必ず天下の名城にちがひない。
太宰治 津軽 青空文庫
小さな白い三層楼、何と典麗なしかもまた均斉した、美しい天守閣であろう。
北原白秋 木曾川 青空文庫
現存の天守閣は慶長四年の秋に、家康が濃州金山の城主|森忠政を信州川中島に転封したおり、その天守閣と楼櫓とを時の犬山城主石川光吉に与えた、それを明る年の五月に木曾川を下してこの犬山に運び、これを築きあげたものである。
北原白秋 木曾川 青空文庫
ただ僅に残って、今にそびえる天守閣の正しい均斉、その高欄をめぐらし、各層に屋根をつけた入母屋作りのいらか、その白堊の城。
北原白秋 木曾川 青空文庫
作例 · 標準
大阪城の天守閣は、再建されたものではあるが、その壮大さは圧巻だ。
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天守閣の最上階からは、城下町が一望できた。
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戦国時代の武将たちは、天守閣の防衛を重視した。
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