挙上
きょじょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
elevation
文例 · 用例
大挙上京の用意に取りかゝつた。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
また上野(コウズケ)というところは史書によると最も古くから武の伝統ある一族が土着していたところで、都に事があると上野の軍兵が大挙上京したり、また都に敗戦して上野へ逃げて散ったりしている記録などがある。
— 坂口安吾 『花咲ける石』 青空文庫
藤房の垂れて小暗き産屋かな君とわれ惜春の情なしとせずふたりづつ/\行く春の塵五月二日 金沢あらうみ海会員大挙上京。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫
昨春の大挙上京の折、寝食欠乏のために帰宅後病死したという老人のことなどが、脳裏を埋めたのである。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
これより先、市内の各警察署は被害民大挙上京の報が到ると、狼狽してすぐさま要所々々の警戒についたのである。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
いつまでも大挙上京をくり返していては、妄動の誹をまぬがれぬのではないか。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
――もし足利勢が筑紫より大挙上洛の日には、正成もまた小ながら、河内の奥からただちに討って出て、戦陣の間にまみえ申そう。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫