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居常

きょじょう
名詞副詞
1
標準
daily life
文例 · 用例
居常唯だ書籍に埋もれ、味なき哲理に身を呑まれて、徒らに遠路に喘ぐものをして、忽焉、造化の秘蔵の巻に向ひ不可思議の妙理を豁破せしむるもの、夏の休息あればなり。
北村透谷 客居偶録 青空文庫
「佐太夫|居常寛濶を好み云々」(八十一頁)と著者は言ひたれども、其寛濶も、粋癖と相戦ひて恐ろしき毒気を吐くことあるをも、読者の見るまゝに任せたり。
北村透谷 粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ 青空文庫
或ル時代ノ社會主義者ノ市立ノ家屋ヲ考ヘシ如キハ市民ノ全部ニ居常且終生劃一ナル兵隊服ヲ着用セシムベシト云フト一般、愚論ナリ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
人ノ居常且ツ終生ノ憂惧ハ子女ノ安全ナル生長ニアリ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
居常ノ衣服ヲ登校ニ用ユルヲ得ザル大々的不便ヲ其ノ父母ノ經濟ニ課シテ何ノ便不便ゾ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
保姆ノ一方ガ殘虐ナル苦痛ヲ他ノ一方ニ加ヘテ横暴ト悲慘トヲ居常見聞セシメラルル兒童ノ惡感化ニ對シテ、國家ハ大父母ノ權利ニ於テ殘虐ナル一方ヲ處罰スベシ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
かの学者は著書すこぶる多いが居常至って多忙で、予が一々所拠を明らかにして告げた事も多くは予の言として記しある。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
維新の際武名高く、その後長州に引隠して毎度東京へ出て今の山県公などを迷惑させた豪傑兼大飲家白井小助は、年不相応の若い妻を、居常、猴と呼び付けたと、氏と懇交あった人に聞いたは誠か。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫