藩主
はんしゅ
名詞頻度ランク #26524 · 青空 715 例
標準
feudal lord
文例 · 用例
吉田というのは、まだ若くって頭のいい人だったが、北海道というような処に赴任させられたのが不満であるらしく、ややともすると肝心な授業を捨てておいて、旧藩主の奥御殿に起ったという怪談めいた話などをして、学生を笑わせている人だった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
浅井さんもその一人で、一旦浪人した旧藩主のお屋敷へ帰参することになったので、お父さんも息子も大喜び、近所の人たちもお目出たいといって祝いました。
— 岡本綺堂 『怪談一夜草紙』 青空文庫
津軽藩祖大浦為信は、関ヶ原の合戦に於いて徳川方に加勢し、慶長八年、徳川家康将軍宣下と共に、徳川幕下の四万七千石の一侯伯となり、ただちに弘前高岡に城池の区劃をはじめて、二代藩主津軽信牧の時に到り、やうやく完成を見たのが、この弘前城であるといふ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
旧藩主の代々のお城がありながら、県庁を他の新興のまちに奪はれてゐる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
其子孫わかれて弘前・黒石の旧藩主たりし諸家等となる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
」「和尚に聞かして下っせえ、どないにか喜びますべい、もっとも前藩主が、石州からお守りしてござったとは聞いとりますがの。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
閑な日には鰌を掬つて暮すだが、祖父殿は、繁昌での、藩主様さ奥御殿の、お雛様も拵へさしたと…… 其の祖父殿はの、山伏の姿した旅の修業者が、道陸神の傍に病倒れたのを世話して、死水を取らしつけ……其の修業者に習つた言ひます。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
はじめは、不思議な機関を藩主様御前で見せい言ふて、お城へ召されさしけえの、其時拵へたのが、五位鷺の船頭ぢや。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、各藩の統治は藩主によって行われていました。
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領民は、自分たちの藩主の決定に従って生活していました。
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「城下町に藩主様がお越しになるらしいぞ!」
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