幻辞.com

外妾

がいしょう
名詞
1
標準
foreigner's mistress
文例 · 用例
彼の弟であるその莊之助は彼の父の外妾の子なのであつたが、その女は莊之助の十歳程の時死んでしまつたのを父は彼を自分の家へ置いて早く一人前にさせて、莊之助の祖母にあたる人間を養ふことが出來る樣にしてやらうと思つて兄弟の仲間入りをさせたのである。
梶井基次郎 奎吉 青空文庫
しかし倉地には二人ほどの外妾があると付け加えて書いてあるのを見て、ほんとうにあなたをお気の毒に思いました。
有島武郎 或る女 青空文庫
倉地が外妾を二人持ってるといううわさは初耳ではあるけれども、それは新聞の記事であってみればあてにはならない。
有島武郎 或る女 青空文庫
その外妾二人というのが、美人屋敷と評判のあったそこに住む自分と愛子ぐらいの事を想像して、記者ならばいいそうな事だ。
有島武郎 或る女 青空文庫
勿論、表向きは佐藤の屋敷へ入り込むことは出来ないので、長崎の町はずれに隠まわれて外妾のように暮らしているうちに、三年の月日はいつか過ぎて、佐藤は江戸へ帰ることになった。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
芳太郎の父親が死んでから、父親の生きているうちに外妾から後妻に直ったお袋が、引っ張り込んで来た今の親父を、始終不快に思っている芳太郎の心持も呑み込めた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
その女はある顕官の外妾で、川上はその女を、上野|鶯渓の塩原温泉に忍ばせてあるという事までが知れた。
長谷川時雨 マダム貞奴 青空文庫
長い年月を彼女は外妾として暮さなければならなかった。
長谷川時雨 明治美人伝 青空文庫
作例 · 標準
明治初期の横浜を舞台にした小説には、異人館に囲い込まれた外妾の孤独が描かれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「歴史の授業で聞いたけど、かつては外妾として生きることで家族を養う女性もいたんだって。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女は外妾と呼ばれ周囲から冷たい目で見られながらも、彼への愛を貫こうとした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview