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囲い者

かこいもの
名詞
1
標準
mistress
文例 · 用例
そのお気に入りの囲い者ですから、伊登次も今は本名のお糸になって、表がまえはともかくも、内へはいってみると実にびっくりするような立派な家に住んでいるという訳で、旦那の高山は三日にあげずに通って来る。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
そこで更に手をまわして探索すると、この仕出し屋の料理番をしている富蔵という小粋な若い奴が、高山の囲い者のお糸と出来合っていることを探り出しました。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
まさかに囲い者と痴話喧嘩をしたわけでもあるめえ。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
跡取りの娘であるからそちらへ差し上げるわけには行かないと、歌女寿はわざと焦らすように一旦ことわると、相手はいよいよ乗り出して来て、いわゆる囲い者として毎月相当の手当てをやる。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
囲い者の相談だけはどうぞ断わってくれと、彼女は母にすがって頼んだ。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
しかしおまんは竜濤寺に同居しないで、深川の方に妾宅風のしゃれた暮らしをして、うわべは囲い者かなんぞのように見せかけて、時々に寺へ通って来ていたんです。
十五夜御用心 半七捕物帳 青空文庫
孤芳が重兵衛の囲い者のようになっている関係上、万次郎とお絹はここの二階を逢いびきの場所に借りている。
正雪の絵馬 半七捕物帳 青空文庫
まあ、囲い者のような女か、後家さんらしい人たちですね」 この上に深い詮議をするのもよくないと思って、半七は勘定を払って蕎麦屋を出た。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫