航洋
こうよう
名詞
標準
crossing an ocean by boat
文例 · 用例
これに対して米軍の駆逐艦隊は可也高い波浪にひるんだものか、それとも長い航洋に疲れを見せたものか、ずっと側面に引返して行った。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
第四は、同じく十八世紀以来、世界の謎と目されていた南緯六十度ウニデス本流以南の全貌が初めて闡明せられました結果として、海洋学、気象学の内容に多大の変化を与え造船学、航洋学等にも深い影響を及ぼすであろうと考えられることであります。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
「お父さんすぐ九十九里へいこうよう」「さあお父さんてば早くいこうよう」 予も早く浜に行きたいは子どもらと同じである、姉夫婦もさあさあとしたくをしてくれる。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
おとっさん早くしないかア、早く着物おきかえよ、お妙ちゃんもめいちゃんも髪ゆうてよ、早くゆこうよう、新聞なんかおよしよ。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
着物を脱ぐ間に、世話に立ったつやに葉子はこうようやくにしていった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「なにか、飲み物でも買ってこうようか?
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
」「田圃へ蓮の咲くのを見に行こうよう、おばあさん。
— 長谷川時雨 『チンコッきり』 青空文庫
ここが妾の住み家なのです」こうようやく答えたのである。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫