滉瀁
こうよう
形容詞-たる
標準
wide and deep (of a body of water)
文例 · 用例
420滉瀁として靜かなるおほわだつみを昇り來る日輪天に耀きて光大地に觸るる時、トロイア・アカイア兩軍は又原頭に相會す。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
「お父さんすぐ九十九里へいこうよう」「さあお父さんてば早くいこうよう」 予も早く浜に行きたいは子どもらと同じである、姉夫婦もさあさあとしたくをしてくれる。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
おとっさん早くしないかア、早く着物おきかえよ、お妙ちゃんもめいちゃんも髪ゆうてよ、早くゆこうよう、新聞なんかおよしよ。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
着物を脱ぐ間に、世話に立ったつやに葉子はこうようやくにしていった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「なにか、飲み物でも買ってこうようか?
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
」「田圃へ蓮の咲くのを見に行こうよう、おばあさん。
— 長谷川時雨 『チンコッきり』 青空文庫
ここが妾の住み家なのです」こうようやく答えたのである。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫
こうして彼らは土人どもが何らか不思議な詭計を設けて彼らの隊長ホーキン氏を昨夜のうちに誘拐しどこか土人どもの本陣へ連れて行ったに相違ないと、こうようやく感附いたのはもうずっと夜も更けてからであった。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫