怪
かい
名詞頻度ランク #16328 · 青空 5051 例
標準
mystery
文例 · 用例
然し、やがてAの怪訝な顔を見て、では此の話をやめようといふことにする。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
病気の軽重で、処分の軽重を決めたといふ校長の頭の程は、凡そ奇ッ怪なものでありますが、或ひは此の校長が、その地では人望のある、謂はば人格者かも知れないのです。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
スタンドにゐるお内儀さんは、時々怪訝さうな眼付をその方にやつてゐる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
飾れる部屋部屋我が知らぬ西洋の怪しき玩具と銀紙のかがやく星星。
— 萩原朔太郎 『クリスマス』 青空文庫
何の見る物もなく風情もないので、夫人が怪しんで質問したところ、ヘルンは耳を指して、『お聴きなさい。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
日本字の読めないヘルンは、その『怪談』や『骨董』やの題材を、主として妻の口述から得た。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
怪談を話す時には、いつもランプの蕊を暗くし、幽暗な怪談気分にした部屋の中で、夫人の前に端坐して耳をすました。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ヘルンが学校に行ってる間、夫人は暇を盗んで熱心に読書をし、手の及ぶ限り、日本の古い伝説や怪談の本を漁りよんだ。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫