神秘
しんぴ
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #6943 · 青空 2023 例
標準
mystery
文例 · 用例
つまりは暗くなる時刻が来る少し前あたりから人に会ふやうな機会になつてゐたことが不運みたいなもんで、それ故何もかも神秘なやうなものでもある。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
そのがつしりした鉄のやうな腕は、すべての不健全なもの、非人倫的なもの、神秘的なもの、病感的なもの(もちろんその中には私の詩にみるやうな哲学も含んで居る)及び人生の幸福に有害なる一切の感情を弾きとばすことに熱して居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
『内のパパとママとは、だれにも解らない不思議な言葉でだれにも解らない神秘のことを話している』と、学校へ行ってる男の子が、自慢らしく仲間の子供に語ったほど、それは奇妙な別世界の会話であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
『家のパパとママとは、だれにも解らない不思議な言葉で、だれにも解らない神秘なことを話している』と子供が無邪気に言った言葉は、実際にもっと神秘な意味をもっていたのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
東洋が神秘的だなぞといふのはあまりに無邪気な言辞に過ぎぬ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
「物質的」に「精神的」は圧へられてゐるので、精神はスキマからチヨツピリ呟くから神秘的に見えたりするけれど、もともと東洋で精神は未だ優遇されたことはない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
――私の直観は、即ち私は、此の世に生きて、事象物象に神秘を感ずるからである。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
そしてその神秘は、魂の愉悦であるからである。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
作例 · 標準
未解明な宇宙の現象には、常に神秘が宿っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古代遺跡には、現代の科学では解き明かせない神秘的な力が感じられる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の瞳の奥には、深遠な神秘が隠されているようだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash