下位
かい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #12453 · 青空 126 例
標準
low rank
文例 · 用例
僕の室生君に對する抗議も、單にその「絶對の下位」でのみ言つてるのである。
— 萩原朔太郎 『悲しき決鬪』 青空文庫
彼から養家の財産をとり除いてしまへば、彼はむしろ自分の下位に立つべき人物ではあるまいか。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
詩は實感の上位に跳躍し、散文は實感の下位に沈滯する。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
私はわざと手段を講じてクラスの最下位にまで落ちた。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
さて教により果を得て人間以上になるのを、下位から數へて六段階がまだ欲界、其上の十八段階位が色界、其上の四階位が無色界、合せて二十八天界は、苦惱は無く歡樂はあれども、まだ生死を免れない階級で、無色界の上の四階位は種民天といふ、種民天になれば生死三災の及ぶ能はざるところである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
これ下位の微職に在っては、思慮の及ぶところが、職位を越えてはならないと教えられるのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
こゝでは風景画家を、人物画家より下位において言つてゐるのではない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
しかもこの二つの部分はいい加減につきまぜてあるのではなくて、政治的部分が絶對上位に立ち藝術的部分は下位にたつという風に結合されているのである。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫