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格調

かくちょう
名詞頻度ランク #29754 · 青空 108
1
標準
tone (of speech, writing, etc.)
文例 · 用例
實際、上古の純樸な自然詩や、人間情緒の純眞な發露である多くの民謠俗歌の類は、すべて皆一定の拍節正しき格調を以て歌はれて居る。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
詩に於ける外形の音樂的要素――拍節の明晰や、格調の正しき形式や、音韻の節律ある反覆や――はむしろ象徴主義が正面から排斥した者であり、爾後の詩壇に於て一般に閑却されてしまつた。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
故に自由詩の批判に於て「この詩にはリズムがない」と言はれる時、それは、勿論「一定の格調や平仄律がない」を意味しない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
定律詩の困難は、最初に押韻の方則を覺え、その格調の心像を意識に把持する、即ち所謂「調子に慣れる」迄である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
實際多くの定律詩人の中には、何等その心の中に詩情の醗酵せる音樂を感ずることなく、單にその手慣れたる格調上の技巧によつて、容易に低調な思想を詩に作りあげてしまふ。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
かくの如く定韻詩に於ては、詩の格調を會得し、その「外部からの音樂の作曲法」に熟達することによつて、とにかくにも一通りの作家となることができる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
即ち格調の曖昧な、拍子の不規則な、タクトの散漫で響の弱いものとして現はれる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
詠嘆もまた幼年期の感傷と言ふを得べし、而して短歌の生命は詠嘆を出でず、格調に捉はるれば也。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
作例 · 標準
彼の書く文章は、簡潔ながらも格調高いと評判だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その式典は、厳かで格調高い雰囲気の中で執り行われた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
明治時代に建てられたその洋館は、格調高い内装が今も残されている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro