微笑
びしょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #18029 · 青空 9032 例
標準
smile
文例 · 用例
それはもう、疲れしぼみ、悔とさびしい微笑としか持つてはをらぬけれど、それは此の世の親しみのかずかずが、縺れ合ひ、香となつて籠る壺なんだ。
— 中原中也 『疲れやつれた美しい顔』 青空文庫
Aは、微笑でそれに答へる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
「チエツ、またこのまづい字か……」といふ程の意味で、それでもその文字がいかにもその女らしいことには、私は何時でも微笑むのである。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
そして私共は、既にかうした青春時代の花やかな、とはいへいくぶん狂気じみた創造の夢を過去に微笑して観ることさへもできる。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
」妹は、不思議にも落ちついて、崇高なくらいに美しく微笑していました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
ながく躊躇をすればするほどこれはいよいよ薄気味わるいことになりそうだな、とそう直覚したので、私は自分にもなんのことやら意味の分らぬ微笑を無理して浮べながら、その男の坐っている縁台の端に腰をおろした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
馬場はいつになくはればれと微笑み、私の肩をぽんと叩いて、「日本で一番よいまちだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
川のむこうにいた女よりさきに菊ちゃんを見て知っていたような気もするのです」「まあ、いい」馬場はそう呟いて微笑んでみせたが、いきなり左手で顔をひたと覆って、嗚咽をはじめた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の優しい微笑が、場の雰囲気を和ませた。
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赤ん坊が寝顔で微笑んでいるのを見て、心が安らいだ。
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彼は成功を確信したかのように、静かに微笑んだ。
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