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慈愛

じあい
名詞頻度ランク #32232 · 青空 487
1
標準
affection (esp. parental)
文例 · 用例
蓋し、個人――即ち夢みる動物中の理論なり想像なり幻想なり其他何でもが、他の個人にまで如何に影響するかの其処に生の全ての意味があるのを、その影響以前に於てだけ刹那を考へてゐた泡鳴は、悲劇、即ち生死合一境――言換れば慈愛の境地を見ることがなかつた。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
そして亡き父母の慈愛を思い、そぞろに感慨深くこの句を作った。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
「臍の緒に泣く」という言葉は奇警であって、しかも幼時の懐かしい思い出や、父母の慈愛深い追懐やが、切々と心情から慟哭的に歌われている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
」と龜はへんに慈愛深げな口調で教へる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
落陽は、慈愛の色の金のいろ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
これは我が幼き日における深く限りなき父母の慈愛の想い出につながるからである。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
結句これからは落着いて手許に居るだろう、よい塩梅だ位に思っているらしい風が見える、何もかも慈愛の泉から湧いた情と思えば不平も云えない。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
慈愛深ければこそ、白髪をかかえて吾児を旅に手離して寂しさを守って居るのである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
作例 · 標準
母親の慈愛に満ちた眼差しが、子供を優しく包み込んだ。
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彼の作品には、人類への深い慈愛が感じられる。
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祖母はいつも慈愛を持って接してくれたので、私は甘えてばかりだった。
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