微少
びしょう
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
infinitesimal
文例 · 用例
そしてこれらの第二次的影響の微少なる限り近似的に適用するものである。
— 寺田寅彦 『漫画と科学』 青空文庫
そして、次の刹那にはそれがまた逆に極微少にちぢまる。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
もっとも、人間にでもきわめて微量な金属が非常に必要なものであるということは、近頃だんだんに分かりかけて来ているようではあるが、しかしそれは食物全体に対して10のマイナス何乗というような微少な量である。
— 寺田寅彦 『鉛をかじる虫』 青空文庫
これが冬期だといったいの水温がずっと低いために悪いガスなどの発生も微少だから害はないであろう。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
それが一つの有機体であるところの身体の全部にたとえ微少でもなんらかの影響のないはずはなさそうである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
故に一株の樹を植うる其事は甚だ微少瑣細であるけれども、其の事の中に包含されて居る將來は、甚だ久遠洪大なもので、其の久遠洪大の結果は、實に人の心念の機微に繋つて居るものであつて、一心一念の善良なる働は、何程の福を將來に生ずるかも知れぬのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
それと同じく智識は社會の智識を缺いて居る度の強いのに從つて、甚だ微少の智識にもせよ、一歩進んだ智識の其處に生ずる時は、其の智識は燦然たる光輝を放つて無智識の黒闇世界に美しい威力を振ふものである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
張るとは漸々に無よりして有に之き、少よりして多に之く場合を言ふのであるから、假令微少づゝにせよ、精神の力の増加し行く場合は即ち張る氣の現ずるのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
新薬の開発には、微少な成分の配合が重要だ。
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その物質は、微少な量でも劇的な効果を発揮する。
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彼の貢献は微少なものに見えたが、プロジェクト全体に大きな影響を与えた。
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