皇城
こうじょう
名詞
標準
imperial palace
文例 · 用例
それは温厚篤実をもって聞こえた人で世間ではだれ一人非難するもののないほどまじめな親切な老人であって、そうして朝晩に一度ずつ神棚の前に礼拝し、はるかに皇城の空を伏しおがまないと気の済まない人であった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
かつては皇城を下瞰するというので一部の愛国者を憤激さしたニコライの高い塔も焼けて、頂上がなくなっていた。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
其詩の終りに、『願留魂魄護皇城』の句あり。
— 大町桂月 『南洲留魂祠』 青空文庫
皇城まで直徑三里もあるべし。
— 大町桂月 『小利根川の櫻』 青空文庫
清朝は最初緑旗(緑營)の兵で地方を守備し、八旗の兵は一面皇城の守備に當り、一面地方の緑營の監督をした。
— 桑原隲蔵 『支那人の文弱と保守』 青空文庫
京城の中央より北の一區域を皇城といひ、ここが諸官衙の所在地で、我が大内裏に相當する。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
皇城の北部に宮城がある。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
要するに長安は、京城・皇城・宮城の三部から成立して居る。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
作例 · 標準
皇城の周囲には深い堀が巡らされ、外敵の侵入を固く拒んでいる。
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新年を祝う一般参賀のため、多くの人々が皇城へと集まった。
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緑豊かな皇城の杜は、都会の喧騒を忘れさせてくれる憩いの場となっている。
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