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口上

こうじょう
名詞頻度ランク #32263 · 青空 1008
1
標準
vocal message
文例 · 用例
その前日、新宿の百貨店へ行って結納のおきまりの品々一式を買い求め、帰りに本屋へ立寄って礼法全書を覗いて、結納の礼式、口上などを調べて、さて、当日は袴をはき、紋附羽織と白|足袋は風呂敷に包んで持って家を出た。
太宰治 佳日 青空文庫
それでも、持参の結納の品々を白木の台に載せて差し出し、「このたびは、まことに、――」と礼法全書で習いおぼえた口上を述べ、「幾久しゅうお願い申上げます。
太宰治 佳日 青空文庫
その口上手に乗ぜられ、ものをやったとする。
岡本かの子 慈悲 青空文庫
それはな、首へ市蔵と書いたふだをぶらさげて、私は以来市蔵と申しますと、口上を云って、みんなの所をおじぎしてまわるのだ。
宮沢賢治 よだかの星 青空文庫
それに、月末だつてもう近いんだし、何もそんなあつてもなくつてもいい壁掛なんかを今お買ひになることないぢやありませんか」「分らないなア、仕事に使ふんだつて‥‥」「よして頂戴、そんな逃げ口上は‥‥」 と、妻は強く夫の詞を遮りながら、眼の前の更紗模樣に侮蔑的な視線を投げた。
南部修太郎 畫家とセリセリス 青空文庫
初対面の時、じいさんとばあさんとは、相手の七むずかしい口上に、どう応酬していゝか途方に暮れ、たゞ「ヘエ/\」と頭ばかり下げていた。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
県会議員が、当選したあかつきには、百姓の利益を計ってやる、というような口上には、彼等はさんざんだまされて来た。
黒島傳治 選挙漫談 青空文庫
うまい口上を並べて自分に投票させ、その揚句、議員である地位を利用して、自分が無茶な儲けをするばかりであることを、百姓達は、何十日となく繰返えして見せつけられて来た。
黒島傳治 選挙漫談 青空文庫
作例 · 標準
使いの者は、主君からの口上を預かって隣国の城へと向かった。
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「これは私からの口上です」と言って、彼は手紙ではなく言葉で真実を伝えた。
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仲介役の人が、新郎新婦の門出を祝う口上を述べて披露宴が始まった。
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2
標準
prologue at the start of a kabuki performance
作例 · 標準
役者が舞台中央で深々と頭を下げ、襲名披露の口上を述べ始めた。
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歌舞伎の口上では、独特の言い回しと節回しが観客を魅了する。
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「隅から隅までずずずいーっと」というお決まりの口上で、会場の熱気が高まった。
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