綱常
こうじょう
名詞
標準
code of morals
文例 · 用例
其の書の体たるや、水滸伝平妖伝等に同じと雖も、立言の旨は、綱常を扶植し、忠烈を顕揚するに在りというを以て、南安の郡守|陳香泉の序、江西の廉使劉在園の評、江西の学使|楊念亭の論、広州の太守|葉南田の跋を得て世に行わる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
と見えて居り、更にその纂註には、此綱常之變。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
……其弊至於使人不復知有綱常之理(『元典章』卷五十三)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
殊に義利の別を明にし、綱常名節を重ずる程朱學派にあつては、口を極めて之を詈り、殆んど人間に齒せず、朱子の綱目には『莽大夫楊雄死』とかゝれ、後世曲學阿世の俗儒が出ると、楊雄は必ず引合に出さるゝ事に極まつて居る。
— 狩野直喜 『楊雄と法言』 青空文庫
踏海の策敗れて下田の獄に繋がるるや、獄卒に説くに、自国を尊び、外国を卑み、綱常を重んじ、彝倫を叙ずべきを以てし、狼の目より涙を流さしめたり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
ちかくのはねだひこうじょうのあかるいでんとうが、だんだんうしろへとおざかっていきます。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
なぜ、もとへもどるんだ」 見ると、いちどとおざかったはねだひこうじょうのでんとうが、また、ちかづいてきたのです。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
社会の混乱を鎮めるためには、綱常を正し、道徳心を再興させることが急務だ。
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彼は綱常を重んじる厳格な家庭で育ち、礼儀作法を徹底的に叩き込まれた。
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時代の変遷とともに、かつての綱常も形を変えつつあるが、その本質は失われていない。
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