幻辞.com

交情

こうじょう
名詞
1
標準
intimacy
文例 · 用例
自分について言へば、自分は彼の多數の友人――實に彼は多數の友人と交つてゐた――の一人であり、しかも交情日尚淺く、相知ることの最もすくない仲であつた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
自分は芥川君の死因について書く前、この短かい年月の間における、我々の思ひ出深い交情を追懷して見たいと思ふ。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
そして距離のへだてから、自然に交情が疏くなつてきた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
今思へば、そもそもの交情の始めから、彼は何の衒ひも氣取りもなく、純眞生一本の心でもつて、滿腔の熱情を私に向つて打ち明けてたのだ。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
したがつて詩人と歌人とは、當時に於て極めて交情が密接であり、藝術上に於ても、互に批評を交換したりし合つたので、眞に文學上の兄弟と言ふ關係だつた。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
「こまつやの、おかや」との秘めたる交情も、不逞の私の、虚構である。
太宰治 盲人独笑 青空文庫
いままで恋愛ではないと云つてゐた小布施と桂子の交情に、桂子が顧みていくらか忸怩としてゐたことは、男からの体臭的慰安だつた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
小布施との交情について、せん子の伯母への遠慮は、たゞ表白の機会に達しないだけの慎しみに過ぎない。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
作例 · 標準
二人は長年の文通を通じて、誰にも邪魔されない深い交情を温めてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
旅先で偶然知り合った老人と、一晩語り合うことで不思議な交情が生まれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼らの交情は、利害関係を超えた純粋な友情に基づいている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview