大才
たいさい
名詞
標準
great talent
文例 · 用例
又は虚子が空前の大才で在来西洋人の用を足して来た分類語では、其の作物に冠する資格がないと云う意味でもない。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
如何に大才厚徳の士であつても、矢張り必ず安逸好適の状態のみを以て終始する事は出來ない。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
況や千里の駿馬は自らにして駑馬よりは多くを行き、大才厚徳の士は常人よりは人世の旅行を多くして、常人の到達し得ざる處に到達せんとするもの故、其の遭遇する各種の不快、不安、障礙蹉躓は、隨つて多いのであるから、其努力が常人を越えて居るのは云ふ迄もない。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
ほとんど人間とは思えないこの大才、大徳が、なぜこうした不遇に甘んじなければならぬのか。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
どんなに大才厚徳の人であっても、やはり楽々とした好適の状態だけで終始する事は出来ない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
況や千里の駿馬は自然と駑馬よりは多くを行き、大才厚徳の人は常人よりは人世の旅行を多くして、常人の到達し得ない処に到達しようとするものなので、その遭遇する各種の不快・不安・障害・躓きは従って多いのであるから、その努力が常人を越えているのは云う迄もない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
であれば、不世出の偉器大才ならばいざ知らず、大抵の人のアレやコレやの物思いに答えるほどのことは、少なくとも経典と名が付き、師匠と世の呼ぶほどの者がよく出来ないと云うことが有る筈が無い。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
あれば才に溺れる――といふところだ、小さな才であれば負け、溺れるだらう、然し若し橋本氏にして大才を心掛けてゐる人であるとすればさういふ心配はないやうだ。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして大才を発揮し、多くの人々を魅了した。
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その芸術家は、まさに大才の持ち主と言えるだろう。
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このプロジェクトの成功は、彼女の大才があってこそだ。
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