大災
たいさい
名詞
標準
great disaster
文例 · 用例
然るに、あれだけの大災に予知が出来無かつたの、測震器なんぞは玩器同様な物であつたのと難ずるのは、余りに没分暁漢の言である。
— 幸田露伴 『震は亨る』 青空文庫
今度の大災害につけては、先んじて見舞はねばならない、燒け殘りの家の無事な方が後になつて――類燒をされた、何とも申しやうのない方たちから、先手を打つて見舞はれる。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
と言えば、母や兄に赤恥かかせることになる、それにいま長兄は故郷の或る事件で、つらい大災厄に遭っているのを、私は知っている。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
この地震は豊後海峡の海底の破裂に原因があって、四国と九州が大災害を被っている。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
いうまでもなくこの大災害は、精神的にも物質的にも、全日本そのものの心臓をつきさされたにひとしい大被害です。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
御身に病児を托す、願わくは珍重にせよかしとて、決然|袂を分ちしに、その後二週間ばかりにして、またもや彼が頭上に一大災厄の起らんとは、実にも悲しき運命なるかな。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
どこまでも奮闘せねばならぬ決心が自然的に強固となって、大災害を哀嘆してる暇がない為であろう。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
まず一章全部と二章前半を見よ、ヨブに大災禍臨みて産は悉く奪われ、子女は悉く殺され、身は悪疾に襲われ、最愛の妻さえ彼を罵るに至ったのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
作例 · 標準
あの地域を襲った大災から復興するには、長い年月がかかるだろう。
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未曽有の大災に見舞われ、多くの人々の生活が一変した。
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自然災害はいつ起こるかわからない。大災に備えるための対策が必要だ。
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