盛期
せいき
名詞
標準
prosperous period
文例 · 用例
こうした活気はすべてのものの勃興時代にのみ見らるるものであって、一度隆盛期を通り越すと消えてしまう。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
ギリシア哲学盛期の言語に比べて二十世紀の思想界の言語はこういう意味では、ほんの少ししか進歩していないかもしれない。
— 寺田寅彦 『数学と語学』 青空文庫
観瀾山の桜は、いまが最盛期らしい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
家庭小説や自然主義小説の全盛期でしたので、もっと深刻なものを要求していた私の読書慾は絶えずイライラしていたようです。
— 夢野久作 『涙香・ポー・それから』 青空文庫
隆盛期の棋界に、そこだけがぽつんとあいた穴のやうな感じであつた。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
まさか全盛期は一流で知られた選手の無様な姿を見ることになろうとは、これほど痛ましいことはない。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
全盛期を過ぎた伎芸の女にのみ見られるような、いたましく廃頽した、腐菌の燐光を思わせる凄惨な蠱惑力をわずかな力として葉子はどこまでも倉地をとりこにしようとあせりにあせった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
硯友社の最全盛期は明治二十六、七年頃から三十二、三年頃までだったろう。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
作例 · 標準
ルネサンスの盛期には、ダ・ヴィンチやミケランジェロといった巨匠が活躍した。
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この文明が盛期を迎えていた頃の遺物は、非常に精巧な作りをしている。
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祭りが盛期に達すると、会場の熱気は最高潮になった。
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