精気
せいき
名詞
標準
(mind and) spirit
文例 · 用例
神の道しるべの庭のかがり火は精気を増して燃えさかっている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
彼は、部下よりも、もっと精気に満ちた幸福を感じていた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
人間や動物の性情性質の相違はこの熱と精気と、空気との含有の割合によって生ずる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
たとえば獅子は熱を、鹿は空気また精気を多く持っている、という筆法である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
あたかも沸き上がり燃え上がる大地の精気が空へ空へと集注して天上ワルハラの殿堂に流れ込んでいるような感じを与える。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
きつとその中には竜宮の精気みたいなものがこもつてゐるのでせうから。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
朝、船へは紋付の和服で出迎えて呉れたのであるが、そのときに較べて、いくらか精気を帯びて見えた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
深山幽谷の精気が、ふつと感ぜられた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
山頂の澄んだ空気を吸い込むと、全身に精気がみなぎるのを感じた。
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彼は心身ともに疲れ果て、精気を失ったような表情をしていた。
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古い大木には、森の精気が宿っていると古くから信じられている。
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