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超俗

ちょうぞく
名詞名詞-の形容詞
1
標準
aloofness
文例 · 用例
なぜならば君がその詩人的超俗性を持つてゐる間は、到底文壇的意味の小説を書くことができないから。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
さうして世と人と自然を憎み、いつさいに叛いて行かうとする、卓拔なる超俗思想と、叛逆を好む烈しい思惟とが、いつしか私の心の隅に、鼠のやうに巣を食つていつた。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
故にこの態度で言うならば、彼もまたプラトンと共に貴族的(超俗衆的)の人物である。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
本質上から言うならば、小説もまた詩と同じく、超俗的の貴族性を持つものであり、またそうでなければならない。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
これに反して詩人は、概してそうした世俗趣味を持たないため、小説を書こうとしても題材がなく、より超俗的な詩の方に這入ってしまう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
しかしながら詩は、他の別の意味に於て、やはり小説が持たないところの、特殊な芸術的超俗性を有している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
高蹈派の詩人たちは、その詩派の名目が示す如く、常に高蹈的な超俗の態度を取り、デモクラチックの思想を軽蔑して、時流の外に高く持すことを誇っていた。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
彼は冥想を愛して、俗界の感覺的生活を賤しむ如き、超俗的高邁の氣風を持つてる人物である。
萩原朔太郎 非論理的性格の悲哀 青空文庫
作例 · 標準
隠遁生活を送る仙人は、俗世間から超俗した存在として描かれることが多い。
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彼女は、世俗的な欲得を超俗した境地で、静かに書に没頭していた。
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「あの芸術家、ちょっと変わり者だけど、どこか超俗的な雰囲気があるよね。」
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