世俗
せぞく異読 せいぞく
名詞頻度ランク #14520 · 青空 578 例
標準
worldly things
文例 · 用例
常々菊池寛氏を敬愛して「英雄」と呼んで居たのも、やはりその反性格の爲であつて、丁度あの神經質のボードレエルが、豪放で世俗的なユーゴーを崇敬して居たのと同じである。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
早くから母に死なれ、父は頑固一徹の学者気質で、世俗のことには、とんと、うとく、私がいなくなれば、一家の切りまわしが、まるで駄目になることが、わかっていましたので、私も、それまでにいくらも話があったのでございますが、家を捨ててまで、よそへお嫁に行く気が起らなかったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
こうした見地から立言すれば、蕪村の世俗に誤られていること、今日の如く甚だしきはないと言える。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
つまり僕は、次第に世俗の平凡人に変化しつつあるのである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
そうして私は世俗で云う厄年の境界線から外へ踏み出した事になったのである。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
左の一篇は、一般に予報の可能なるための条件や、その可能の範囲程度並びにその実用的価値の標準等につきて卑見を述べ、先覚者の示教を仰ぐと同時に、また一面には学者と世俗との間に存する誤解の溝渠を埋むる端緒ともなさんとするものなり。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
また場合により実験の結果が半ばあるいは部分的に予期に合すれば、実験者たる学者はその適合せる部分だけを抽出して自己の所説を確かむれども、かくのごとき抽象的分析に慣らされざる世俗は了解に苦しむ事もあるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
力という語や速度という語が世俗に通じやすくて仕事エネルギーの解しにくいのはそのためである。
— 寺田寅彦 『物質とエネルギー』 青空文庫
作例 · 標準
彼は俗世を離れ、山寺で修行に励んだ。
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世俗の煩悩から逃れたいと、時々思うことがある。
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尼僧は、世俗から離れた静かな生活を送っていた。
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標準
the world
作例 · 標準
彼は世俗のしがらみから解放されたかった。
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世俗の出来事には一切関わらず、瞑想に集中した。
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現代社会は、ますます複雑な世俗で満ちている。
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標準
secularity
作例 · 標準
教育現場の世俗化は、多くの議論を呼んでいる。
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彼らの間では、世俗的な価値観が一般的になっていた。
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芸術においても、世俗的なテーマが取り上げられるようになった。
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ウィキペディア
世俗(せぞく、英語:Secularity セキュラリティ)とは、「世俗的」(英語:secular セキュラー)であること。政教分離を経て、国家と宗教が分離している状態。
出典: 世俗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0