鋳る
いる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #25 · 青空 207 例
標準
to cast
文例 · 用例
が、其の煮る、鋳る、錬りつゝあるは何であらう。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
」 仮に、もし、此を煮る事、鋳る事、錬る事が、其の極度に到着した時の結晶体が、衣絵さんの姿に成るべき魔術であつても、火に掛けて煮爛らかして何とする!
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
なるほど火の芸術と君は云うが、最後の鋳るという一段だけが君の方は多いネ。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
然れども空の空なる銃鎗を迎へて戦ふには、空の空なる銃鎗を以てせざるべからず、茲に於て霊の剣を鋳るの必要あるなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
『近江輿地誌略』十一には、秀郷自分この鐘を鋳て三井に寄附せりとし、この鐘に径五寸ばかりの円き瑕あり、土俗いわく、この鐘を鋳る時、一女鏡を寄附して鋳物師に与う、しかれども、心|私かに惜しんだので、その鏡の形に瑕生じたと。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
俺はもう俺の鎖を鋳ることはやめねばならぬ。
— 大杉栄 『鎖工場』 青空文庫
その時分の諸藩の西洋家、例えば宇和島藩、五島藩、佐賀藩、水戸藩などの人々が来て、或は出島の和蘭屋敷に行て見たいとか、或は大砲を鋳るから図を見せて呉れとか、そんな世話をするのが山本家の仕事で、その実は皆私が遣る。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
砲兵工廠の鉄砲玉は鉛を鎔かして鋳る。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
職人が一枚一枚丁寧に鉄を鋳て、刀を作った。
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この美術館では、古代のブロンズ像を鋳造する技術が展示されている。
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鋳物師は、溶けた金属を型に流し込み、芸術的な作品を鋳た。
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町のシンボルである鐘は、何百年も前に鋳られたものだ。
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