射る
いる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #25 · 青空 2233 例
標準
to shoot (arrow, bolt, dart)
文例 · 用例
この時の女の顔は不思議な美しさに輝いて、涼しい眼の中に燃ゆるような光は自分の胸を射るかと思ったが、やがて縁側に手をついて、宜しくば風呂を御召しあそばせと云った時はもう平生のお房であった。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
胸のなやみに射る矢のおそろしく、思へば卑怯の振舞なりし。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
舞台には蝋燭の光|眼を射るばかり輝きたり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
それは日に熟んだ柿に比べて、眼覚めるような冷たさで私の眼を射るのだった。
— 梶井基次郎 『闇の書』 青空文庫
向う岸はまた一座の山の裾で、頂の方は真暗だが、山の端からその山腹を射る月の光に照し出された辺からは大石小石、栄螺のようなの、六尺角に切出したの、剣のようなのやら、鞠の形をしたのやら、目の届く限り残らず岩で、次第に大きく水に※ったのはただ小山のよう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
人の眼を惹くあはれさのありといふにもあらず、人の眼を驚かす美はしさのありといふにもあらねど、たゞ人の眼を射る烈しさを有てりとやいふべき。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
根まがり竹の細い幹に、枯れ果てた蔓がしだらなくまつはりついたまゝで、逆茂木のやうに鋭く眼を射る。
— 有島武郎 『秋』 青空文庫
一進一退のピッチは軈て矢を射るよりも速くなっても、自分には同じ水の上に松浦の艇と自分の艇とが一二メートルずつ競り合っているに過ぎない感じだ。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
作例 · 標準
弓を引いて、的を狙って矢を射る。この集中力がたまらない。
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戦国時代、武士たちは馬上から敵に矢を射ることができた。
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突然、何かが光り、暗闇に光線が射られたような気がした。
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その毒矢は、的確に獲物の心臓を射抜いた。
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