鋳物
いもの
名詞頻度ランク #37650 · 青空 150 例
標準
casting
文例 · 用例
(明治四十年十二月二十日『東京朝日新聞』) 五十四 水晶の鋳物 水晶は硝子とちがって容易に火熱のために融けぬから、これで種々の器物を製するは困難であった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
N教授の所へは同じ鋳物の象が来たそうである。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
こんなとき、いつも雑談の中心となるのは、鋳物工で、鉄瓶造りをやっていた、鼻のひくい、剛胆な大西だった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
もし空想をたくましゅうすることを許されれば、最初は宗教的儀式としてやっていた事が偶然鐘の音に対してある有利な効果のある事を発見し、次いでそれが鋳物の裂罅から来る音響学的欠点を修正するためだということに考え及び、そうして今度は意識的にそういう作業を施すようになったのかもしれないと思われるのである。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
陶磁器漆器鋳物その他大概のものはある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
彼らの仕事しながらの会話によって対岸の廃工場が某の鋳物工場であった事、それがようやく竣成していよいよ製造を始めようとするとたんに経済界の大変動が突発してそのまま廃墟になってしまった事などを知った。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
建築の場合に鋳物は鋳物、ガラスはガラスというふうに別々にまとめて作らるると同様である。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
貴様知ってるだろう、あれがな、次助というて、近所の鋳物師の忰と出来た。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
工房では、熟練の職人が繊細な装飾が施された真鍮の鋳物を手作業で作っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この寺院の巨大な梵鐘は、伝統的な技法を用いた見事な鋳物だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
庭に置かれた青銅製のガーデンオーナメントも、すべて鋳物で作られている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この鉄瓶、ずっしり重くて手触りも良いね。鋳物の温かみが伝わってくるようだ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
鋳物(いもの)とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後、型から取り出して作った(鋳造)金属製品。
出典: 鋳物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0