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古寺

こじ異読 ふるでら
名詞頻度ランク #38034 · 青空 262
1
標準
old temple
文例 · 用例
古寺やほうろく捨てる芹の中 荒廃した寺の裏庭に、芥捨場のような空地がある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
時に野外や近郊を歩くときでも、彼はなお目前の自然の中に、転寝の夢に見る夢を感じて古寺やほうろく捨る芹の中 と、冬日だまりに散らばう廃跡の侘しさを咏むのであった。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
我れを厭ふ隣家寒夜に鍋を鳴らす葱買ひて枯木の中を帰りけり易水に根深流るる寒さかな古寺やほうろく棄つる藪の中月天心貧しき町を通りけり 此等の俳句に現はれる、抒情味の本質は何だらうか。
萩原朔太郎 冬の情緒 青空文庫
古寺の大入道や一本足の傘の化物などは、たいてい酒飮みの豪傑のために無邪氣な舞ひをごらんに入れて以て豪傑の乙夜丑滿の無聊を慰めてくれるだけのものである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
」 と僕が改めて質問したのは、彼が金澤の舊家である古寺から、煤で黒くなつたまひら戸を引きずり出し、玄關や茶座敷の戸にしたのを見た時であつた。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
古寺の隅に轉がつてるやうな地藏樣が、奇態に彼の庭では美しく藝術的なものに見えるのである。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
僕とボップ、裏街の夜、アアク燈、柳暗花明の巷を駈け抜けると、古寺院の境内、数時間、僕はだまって経過した。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
官舎町の後ろは山になっていて、大きな森の中の古寺に一人の乞食が住んでいた。
有島武郎 火事とポチ 青空文庫
作例 · 標準
京都の山奥にある静かな古寺を訪れ、都会の喧騒を忘れて心ゆくまで座禅を組んだ。
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苔むした長い石段を登りきると、歴史の重みを感じさせる荘厳な古寺が姿を現した。
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秋が深まると、古寺の境内は真っ赤な紅葉に彩られ、息を呑むほど幻想的な光景となる。
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