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懐古

かいこ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #33140 · 青空 168
1
標準
reminiscence
文例 · 用例
更衣母なん藤原氏なんめり 平安朝の文化に対して、蕪村は特殊の懐古的|憧憬と郷愁とを持っていた。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
こうした平安朝懐古の句は、他にも沢山作っているので、参考のため、次に数句を提出しよう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
芭蕉における木曾義仲の崇拝や、戦国時代への特殊な歴史的懐古趣味を、一方蕪村の平安朝懐古趣味と比較する時、両者の異なる詩人的気質が、おのずから分明して来るであろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
古都の床しい風流であり、ここにも蕪村の平安朝懐古趣味が、ほのかに郷愁の影を曳いてる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
例えば藪入やよそ目ながらの愛宕山藪入のまたいで過ぬ凧の糸 など、すべて同じ情趣を歌った佳句であるが、特にその新体風の長詩「春風馬堤曲」の如きは、藪入の季題に托して彼の侘しい子守唄であるところの、遠い時間への懐古的郷愁を咏嘆している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
私は少し興奮して孟買の私達の邂逅に懐古的な黒い騎士の心をもって、 ――アダ、できることなら貴女のために私は何かすることはないかと思うのです。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
奈良と大阪との関係もこれに同じで、前者には歴史的の懐古があるのに、後者にはその感情の意味がなく、実務的な商業都市で、すべてが知性の計算に属するからだ。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
そして遠く歴史の過去を慕い、思いを中世の懐古に馳せた。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫