追憶
ついおく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞頻度ランク #28329 · 青空 950 例
標準
recollection
文例 · 用例
大風の吹く城の向うで化猫草の穗のゆらゆらとうごいてゐてなにものかかなしい追憶の敵が笑つてゐる。
— 萩原朔太郎 『敵』 青空文庫
三四年前の日が追憶の涙で堪えきれなくなつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
飄々として唸りながら、無限に高く、穹窿の上で悲しみながら、いつも一つの遠い追憶が漂っている!
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
即ち言えば、常に変化する空間、経過する時間の中で、ただ一つの凧(追憶へのイメージ)だけが、不断に悲しく寂しげに、穹窿の上に実在しているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村特有の人情味の深い句であるが、単にそれのみでなく、作者が自ら幼時の夢を追憶して、亡き母への侘しい思慕を、遠い郷愁のように懐かしんでる情想の主題を見るべきである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句に主題されている詩境もまた、前の藪入の句と同じく、遠い昔の幼い日への、侘しく懐かしい追憶であり、母のふところを恋うる郷愁の子守唄である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
當時僕がどんなに深く感動したかは、その時讀んだ本の各頁に、鉛筆で無數の書き入れや朱線がしてあるので、今もその古い本を見る毎に、新しい追憶の感銘が興るほどだ。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
小学校から中学校へかけ、学生時代の僕の過去は、今から考えてみて、僕の生涯の中での最も呪わしく陰鬱な時代であり、まさしく悪夢の追憶だった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
作例 · 標準
昔の写真を眺めながら、学生時代の追憶に浸った。
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その歌は、遠い故郷への追憶を呼び起こす。
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彼の小説は、失われた子供時代の追憶をテーマにしている。
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