錯乱
さくらん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #31061 · 青空 290 例
標準
confusion
文例 · 用例
然し、今日私が、過去の錯乱を去つたのは、実に私が、謂はば、自力的に求めたればこそで、却て今日はじめて、花の美しさをも感じられるやうになつた次第である。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
ネルヴァルの発狂、二重意識の相剋による錯乱は蓋し、彼が彼の分析方面に執し過ぎたことが原因ではある。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
唯彼の場合は、情けではないが情けの実質(層)が、可なり錯乱してゐるのである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
夢であったか現であったか、頭が錯乱しているので判然しない。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
僕は何を云つてゐるのか如何なる錯乱に掠められてゐるのか蝶々はどつちへとんでいつたか今は春でなくて、秋であつたかではあゝ、濃いシロップでも飲まう冷たくして、太いストローで飲まうとろとろと、脇見もしないで飲まう何にも、何にも、求めまい!
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
精神錯乱したるその瞬息に、懐なりし出刃は渠の右手に閃きて、縁に立てる男の胸をば、柄も透れと貫きたり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
ポローニヤス、あなたは錯乱しています。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
僕だって、あの朗読劇の直後には、ポローニヤスが逆上し錯乱しているものとばかり思って、叔父さんが気の毒でたまらず王の居間へ行ってお詫びしようかとさえ思ったものだが、あとで落ち附いて考えてみると、冗談じゃない、僕たちは、まんまと一杯くわされたのだという事がわかって、ぞっとした。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
突然の出来事に、彼は完全に「錯乱」してしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
医師は、患者の「錯乱」状態が一時的なものであることを願った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
混乱した状況下で、彼は「錯乱」しながらも、なんとか指示に従おうとした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite