発狂
はっきょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25475 · 青空 926 例
標準
madness
文例 · 用例
けれども人は、ひとたびこの小説を企てたその日から、みるみる痩せおとろえ、はては発狂するか自殺するか、もしくは唖者になってしまうのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ネルヴァルの発狂、二重意識の相剋による錯乱は蓋し、彼が彼の分析方面に執し過ぎたことが原因ではある。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
港の市の秋の日は、 大人しい発狂。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
千円かの無尽にあたつて発狂したといふおぢいさんが……」「はははは、僕達はそんなに※が小さかあない。
— 南部修太郎 『夢』 青空文庫
そうして色気も何もなく、いや、色気におびえて発狂気味、とでも言おうか、男よりも乱暴なくらいの態度で私に向って話しかけ、また女同士で、哲学だか文学だか美学だか、なんの事やら、まるでちっともなっていない、阿呆くさい限りの議論をたたかわすのである。
— 太宰治 『父』 青空文庫
その印刷所から逃げ出してからの私の生活たるや、お話にも何にもならぬていたらくのものでございまして、いま思い出しても、まるで地獄の走馬燈を呆然と眺めているような気持が致しまして、よくまあ発狂もせず餓え死もせず、こうして生き伸びて来たものだと我ながら驚歎の念を禁じ得ないものがございます。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
いっそ、その女たちを全部、一室に呼び集め、蛍の光でも歌わせて、いや、仰げば尊し、のほうがいいかな、お前が一人々々に卒業証書を授与してね、それからお前は、発狂の真似をして、まっぱだかで表に飛び出し、逃げる。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
男が二人目のほかの女を隠し持ったのが知れた時、女は発狂してしまった。
— 岡本かの子 『窓』 青空文庫
作例 · 標準
長時間の過酷な労働で、彼はついに発狂寸前になった。
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その恐ろしい光景は、彼を発狂させるには十分だった。
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彼はストレスから発狂してしまい、入院することになった。
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